小中学生のSDGs認知度は98%
小中学生を対象としたSDGsに関するアンケート
ニフティ株式会社は、当社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、以下、SDGs)」に関するアンケート調査を実施し、1022人から回答を得た後にレポートを公開しました。
ほとんどの小中学生が知っているSDGs
小中学生に「SDGsという言葉を知っているか」とアンケートを行ったところ、知っていると答えた小中学生は98%で、ほとんどの子どもたちがSDGsを知っていることがわかりました。
「ジェンダー平等」はいちばん関心のある目標
関心のある項目をアンケート
最も多かったのは、全体の44%を占めた「ジェンダー平等を実現しよう」でした。
次いで「人や国の不平等をなくそう」が34%、「平和と公正をすべての人に」が33%でした。
(出典)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000023383.html
関心のある目標を選んだ理由は、”実際に困っているから”
「どうしてその目標を選んだのか、理由を教えてね」と尋ねると・・・
以下のような回答が得られました。
ジェンダー平等については自分自身が性同一性障害で、 ジェンダーのことでまだバカにしたりする人がいる。 いまだに日本は「女子は」「男子は」の風潮が強いし、 今まさにウクライナで戦争が起こっているからこそ、
実際に生きづらさを感じているから
トランスジェンダーの人も差別されない世の中になってほしい
政治家も男ばっかりだから
「平和と公正をすべての人に」を選択しました
「ジェンダー平等を実現しよう」については、「自分自身がトランスジェンダーだから」「私の友だちで悩んでいる子がいるから」などの意見がありました。
その他の目標にも、子どもたちが自分自身の実体験をもとにした回答が多く寄せられました。
学校でSDGsを学んだ生徒も多い
学校でSDGsについてどんな学習をしましたか?と尋ねると…
SDGsにまつわる調べ学習やプレゼンテーション、ディスカッションなど、以下のようなさまざまな意見が寄せられていました。 学校でかるたを作り、NHKの「SDGsかるた」に応募しました! 17の目標についてみんなで意見を出し合って、 ユニクロのSDGsプロジェクトを参考にしながら、 SDGsとはどんなものなのか、
SDGsの授業が行われている学校もあるようですが、中には「まだ習ってない」「特に何もしていない」という意見も見られました。
1人1人が毎日どのように過ごすべきなのかを考えました
「つくる責任 つかう責任」を学びました(^^)
17の目標や169のターゲットも含めて授業で習った!
小中学生が描く理想の社会とは
SDGsの17の目標が当たり前にできてる世の中が理想
調査の中には、「将来、どのような社会になってほしい?」と未来に関するしつもんもありました。その中でも様々な回答が得られました。
平等が実現した社会、お互いの考えを尊重し合える世の中など、
子どもたちが思い描く“理想の社会像”が寄せられました。
できてる世の中
性別を気にしなくても
生きられる社会に
なってほしいです
明るい未来
詳しいアンケート結果はこちら
- 「SDGsに関する調査レポート」
https://kids.nifty.com/parent/research/20220504sdgs/ - 「キッズ@nifty」
https://kids.nifty.com/
編集:Kaede Hinohara
出典:PR Times
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000221.000023383.html
コメント