【等身大の幸せ】松尾泰洋/株式会社アスカレッジ

インタビュー

みなさんこんにちは!

経営者インタビュー第1弾はアスカレッジ株式会社代表の松尾泰洋さんにインタビューしました!

経営者Profile
松尾泰洋(まつおたいよう)
福岡県出身。合気道三段所持。
2006年ソフトバンクモバイルへ入社、販売職を経験したのち営業のマネジメントを経験し5年間勤め、2011年に26歳で個人事業として独立。独立後は営業、マーケティングのコンサルティングを中心とした事業を展開し、2013年6月にアスカレッジ株式会社を設立した。

お仕事について

事業の内容を教えてください

「会社の採用で困っている部分を解決する、コンサルティングという仕事をしています。

例えば、『採用活動をしているけどお金がかかっている』『いい人材を採用できない』『応募が来ない』『面接のやり方が分からない』『新卒採用をしてみたいけどどうするべきか…』などの採用のことについてのご相談に乗るというのがオーソドックスな仕事内容です。

また、それに伴って人事系の業務も行なっています。

人材の育成や評価・面談の仕方などの人に関するお手伝いをさせてもらっています。

なぜ人に関する仕事をされているのですか

今の世の中のサービスには、営業代行や人材紹介など、代わりに仕事をするものが非常に多いです。

しかし、あまり本質的ではないと思っています。

会社をつくるのは人です。

大手企業も中小企業も、人の集まりが会社をつくっていることには変わりありません。

良い人材を1人採用することが、会社の業績に大きく変わることもあります。

反対に、人材次第で会社が潰れることもあります。

この考え方が ”人” に焦点を当てて仕事をしている理由です。

また、経営理念の中心に「体験の創造」「経験の共有」「興味の創出」を置いています。

詳しく説明すると、人が体験したことや経験したことを元にコンサルティングを行い、実際にお客様にも ”経験” をしてもらうことで、自分の興味がある分野を増やしてもらいます。

興味のある範囲が広がれば、自分が幸せだなと思える時間も増えるので、自分自身が今いるままで幸せだと感じるようになります。

言い換えると、背伸びをして成功しようと考えるよりは、今自分が置かれている状況の中に幸せってあるんだよねと感じられることが大切だと思っています。」

具体的な業務内容を教えてください

「会社に人が入るように支援をすることを中心に行なっています。

その後に、会社に『人に教える・実際に経験してみる』という体験をして欲しいと思っています。

例えば、zoomの商談をしたことがない会社に対しての支援を行ったことがあります。

その会社とは打ち合わせをzoom上で行い、その打ち合わせを通してzoomで商談ができるように支援をしました。

他には、従業員面談で一対一で会話する際に気をつけるべき点をアドバイスをするなど、教育する側の支援も行なっています。

しかし、根本的には会社に合う人を採用する支援をしています。」

-ここまでのご回答から、”人に関する仕事”への強い想いを感じます!

前職のソフトバンクから起業された理由はありますか

「元々高校生くらいの頃から25歳くらいで独立したいと思っており、会社は25歳になったので辞めますというくらいの勢いで辞めました。

高校生の時に決めたことをそのまま実行した感じでしたので、会社が嫌だったり、何かやりたいことがあったというわけではありませんでした。

やりたいことが独立でした。

辞めた後にそこから何をしようかと考え、自分にできることを仕事にしていきました。」

独立する際に恐怖心などは感じませんでしたか

「そうですね…ありませんでした。

今は大手でも会社は潰れたり辞めさせられたりする時代で、大手に入社して安定する時代ではないと考えています。

当時は自分で生きていく力があれば、それこそ安定だと思っていました。

〇〇会社の人ですという安定感よりも、松尾泰洋ですと言って、『松尾さんいいよね』と言ってもらえる信頼感の方が強固ではないでしょうか。

また、当時は家庭を持いなかったので25歳でチャレンジするということに対するリスクはそこまで大きくありませんでした。

チャレンジしやすかったということも結果論的にありましたね。

なので、特に怖さはなく、『さあ今から安定するぞ!』くらいの気持ちでした。」

人脈作りのコツ⁈

-人に関するお仕事ということで、松尾さんは多くの人脈をお持ちだと思います。

人脈づくりの秘訣はありますか

相手に興味を持つこと、ラベルで付き合わないことです。

『かえでさん(インタビュアー)は獨協大学の1年生だよね』と思って付き合うのではなく、『かえでさんはどういう人なんだろう』と考えることを意識しています。

大学名が入るとその人を見る目が少し変わるというか、意識が変化することも多いかと思いますが、会社員になるとよりその意識が強くなります

会社名をはじめとするラベルを外して人を見るということ意識しています。

そう考えていても、逆に相手がラベルを貼ってくることがあります。

しかし、そのような人とは上手く付き合えないことが多いです。

例えば、『営業職なので営業しかしません』というような場合です。

関わる相手を知った後に、その人にどのようなラベルが貼られているかを知ることはしますが、ラベルからは入らないようにしています。

年齢などもあまり気にしないので、大学生でも年上でもさん付けで呼んでいます。

編集日記(カエデ)
このインタビューの中で、人をラベルで判断しないというお話が強く印象に残っています。
幼い頃は当たり前にできていたような気がしますが、今の私にはできていないように感じました。ラベルではなく、相手の中身に興味を持つことを改めて心掛けていきたいと感じました!

素敵なお話をありがとうございました!

後半では社会的マイノリティに対する考え方などに関してインタビューをしました。

インタビュー後半はこちら:【目の敵にされていた学生時代】松尾泰洋/株式会社アスカレッジ

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