【目の敵にされていた学生時代】松尾泰洋/株式会社アスカレッジ

インタビュー

みなさんこんにちは。

前回に引き続き、アスカレッジ株式会社を経営する松尾泰洋さんにインタビューをしました。
前編はこちら:【等身大の幸せ】株式会社アスカレッジ

社会的マイノリティ当事者への想いをインタビュー

社会的マイノリティーの方と関わった経験や当事者の悩みを聞いたことはありますか

「関わったことがありますが、楽しそうにしていました!

あまり悩みを抱えている人には会ったことはありません。

もしかしたら、見えない所では悩みを持っていたりすると思いますが、仲の良い人やそうでない人も含めてみんな楽しそうにしていました。

ー楽しそうにされていたのですね!」

その方とのエピソードなどがあればお聞かせください

「高校生の頃バイセクシャルの人がいて、その人は、僕が男性・女性ともに仲良かった人に好意を抱いていました。

そのこともあり、目の敵にされているように感じたことはあります。僕はどちらともただ仲が良かっただけで、恋愛感情はなかったので、『そんなこと言われても…』と思ったりしました。

別にこれはバイだからという訳でなく、好きな人が被ったときに起こることだと思いますが、当時は同性と仲良くしているだけで嫉妬されても困るという感じでした。

あと印象的なエピソードでいうと、前職の部下にもバイの女性がいました。

当時彼女には彼氏がいたんですけど、『女の子と浮気しているんです、えへへ』という感じで楽しそうに話していましたね…

絶対バレないからいいでしょ?と当時は自慢したりしていました…」

採用の際に、社会的マイノリティー当事者を積極的に採用したいと考えますか

「マイノリティーであるかないかに関わらず、仕事ができ、楽しそうに働ければ採用するという考えです。

仮に片腕がなかったとしても、パソコンを使う仕事でパソコンが打てれば大丈夫だし、うつ病の子でも前向きだったら大丈夫です。

うつ病の方と一緒にお仕事されているとお聞きしました。

はい、インターンにいます。

うつ病だから辞めてくださいとは一言も言ったことはありません。

できる範囲で頑張ろうかという感じです。

たまに連絡が取れなくなることがありますが、特にそこに対しては何も言わず、連絡が来たら対応します。

絶対にこの日までに終わらせないといけないという仕事ばかり渡してしまうと対応できなくなる場合があるので、その人に合わせた仕事を渡すようにしています。

一緒に仕事をする上では社会的マイノリティであることは気にしないというか、”その人が仕事できるか・できないか”しか見ていませんね。」

ここからは”学生”に関する質問に移ります

学生時代にやっておいてよかったことはありますか?

学生時代は大人になった今以上に予定を詰めて遊んでいましたが、役に立っているといえばパソコンかと思います。小学校の頃からパソコンを触っていたのでインターネットやパソコンの環境に関しては同年代の中ではかなり抵抗感なく使えます。あとはゲームです。ゲームで使用するコミュニケーションツールなどは仕事にも活かせています。それから、合気道もやっておいてよかったです。部活ではなく町道場に通っていたので、大人の人たちと関わる経験ができていました。父親の居酒屋に付き合って行っていたことも今に繋がっていると思います。

-充実した学生生活だったのですね!素敵です!

学生の頃に戻ったとしたら、やりたいことはありますか

「ビジネスコンテストに参加したかったです。

当時の自分はビジネスコンテストの存在自体を知りませんでした。

当時の自分が参加するかは分かりませんが、学生の頃から起業をしたかったので機会があれば参加していたと思います。」

学生である読者に伝えたいことはありますか

正解はないということ、親が言っていることが全てではないこと、自分たちが思っている以上に世の中は目まぐるしく変化しているのでそこに対応していった方がいいですよということですね。」

編集日記(カエデ)
人それぞれの悩みのかたちがあり、一概に当てはまることではありませんが、” 社会的マイノリティであることは採用に関係しない ”という言葉を採用に関するお仕事をされている松尾さんから聞けたことが嬉しかったです。
たくさんの会社から一緒に働きたいと思ってもらえるよう、自分磨きを頑張っていきます!

 

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